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メインストリームとなるWebキャスト

企業コミュニケーションにおいてますます重要性を高めるWebキャストの役割への投資

ビジネス コミュニケーションにおいて広がるWebキャストの役割

ビジネス コミュニケーションのツールボックスはすぐ目の前で成長しています。  企業は、かつてないほどオンラインの音声とビデオを活用し、一対多ベースでターゲットとするオーディエンスに重要なメッセージを配信しています。 Wainhouse Researchは、ビジネス用Webキャスト実施への予算割り当てが着実に増加してきた結果として、企業によるストリーミング技術への支出は2015年に初めて10億ドル台にのぼるものと推定しています。

組織がWebキャスト技術への投資を拡大するなか、一対多型配信のために開発されたオンラインコンテンツの個人消費もこれに歩調を合わせて増大しています。 Wainhouse Researchが2014年第四四半期に1,201名の企業役員を対象に実施したアンケートでは、3分の1近く(32%)がライブのオンライン ビデオを毎日視聴していると回答しました。 全回答者では10名中7名の割合で、ライブビデオのストリーミングを少なくとも何らかの形で使用していると答えています。 これはWainhouse Researchが前年に行った同様のアンケートでの回答に比べ、かなり多い使用量となっています。前年は、アンケート対象の5分の1(20%)がオンライン ビデオを毎日視聴していると答え、少なくとも何らかの形でライブビデオ機能を使用していると答えたのは、全回答者では10名中6名未満でした。 (図1)

図1: ビジネス用ライブ ストリーミング ビデオの個人的視聴の頻度 - 全回答者

 

このデータは、Webキャストを単なる新しい技術以上のものとしてとらえている企業の市場を示しています。 従業員全員参加のミーティングであれ、オンライン トレーニングセッション、またはアウトバウンドのマーケティング イベントであれ、Webキャストは一連のビジネス コミュニケーションのアプリケーションを強化するツールとして頭角を現してきています。 確かに、オンラインビデオを展開している企業では、アンケート対象の90%が、自分の会社が現在のビデオ技術にさらに投資すべきだという考えに賛成していると答えています。

Wainhouse Researchによるアンケートのセグメント別結果で説明されている通り、Webキャスト技術の採用は、幅広い業界にわたる、縦のセグメント(各業界)の企業役員から、注目と尊敬を大いに集めています。

  • 調査対象となった技術系企業の57%に勤務する役員が、仕事のコミュニケーションを強化する上でオンライン ビデオは「非常に効果的な」ツールだと思うと回答しました。
  • 金融サービス業界では、企業の60%がストリーミング技術展開のための予算が年間10万ドルを超えると報告しています。
  • Wainhouse Researchによるアンケートに参加した全企業のちょうど半分の企業が、2015年にストリーミング関連技術への支出を増やす計画があるとしています。
  • 小売業者では、アンケート対象の91%が「ストリーミング ビデオの使用を拡大すると、顧客、見込み客などの外部オーディエンスとのコミュニケーション能力が向上する可能性がある」という文章に「そう思う」と答えました。

多くの企業役員がWebキャストを新製品立ち上げの提示、リード創出のためのウェビナー、その他のアウトバウンドのイベントと関連付ける傾向がありますが、一対多型のストリーミング技術を単なるマーケティング手段とみなすのは間違いです。 企業のファイアーウォールに保護された、このような従業員のコミュニケーション用の機能を展開する企業が増えています。 事実、ストリーミング技術をもっとも頻繁に利用しているのは、Web会議やビデオ会議のような、従業員同士のコミュニケーションに一般的に使用されるソリューションにすでになじみのあるユーザーです。

図2に示されているとおり、Web会議を使用する個人のうち43%が、オンライン ストリーミング ビデオもビジネスの目的で少なくとも毎日視聴しています。 総じて、Web会議ユーザーの74%が、一対多型のストリーミング機能を組み入れたオンラインイベントも経験したことがあると答えました。 Web会議を利用したことのない回答者では、ストリーミングの採用率はずっと低いものでした。 過去にWeb会議を利用したことのないアンケート回答者で、ストリーミング ビデオを組み入れたオンライン イベントを経験したことがあると答えたのは10名中1名だけでした。

 

図 2: ライブ ストリーミング ビデオの個人的視聴の頻度 – Web会議の使用によるセグメント化

ストリーミングの使用は、従来のビデオ会議ソリューションを使用する役員間では同様のパターンを示しました。 ルームベースのグループビデオ会議ソリューションを以前に使用したと報告しているアンケート回答者のうち、83%がビジネス オンライン ビデオも視聴経験があると答えました。 アンケート対象となった、グループビデオ会議の使用経験のない役員のうち、ビジネス用アプリケーション内でストリーミングビデオを視聴したことがあるのは25%だけでした。

アンケート結果が示唆していることは明白です。Webキャストは、企業コミュニケーション ツールボックスの実行可能なツールとして台頭してきている、ということです。 Webキャスト ソリューションへの投資は加速しつつあり、技術の使用は増加傾向にあります。また、一対多型Webキャストを有意義な方法で取り入れる可能性の高い回答者には、技術への意識が高い役員が含まれます。 このレポートでは、より広い採用のための土台をきずく要素、大きなビジネスの価値を生むWebキャストソリューションの属性、今日の企業で変化をもたらす技術の応用について述べています。

 

Webキャストの採用を伸ばす市場要素

10年以上もの間、YouTubeなどの消費者向けオンライン ビデオサービスは、一対多型ストリーミングのリーチと拡張性を証明してきました。 深夜放送のコメディのビデオクリップから、ペットのおもしろホームビデオの断片を共有したものまで、オンライン ビデオの消費者用アプリケーションは広く普及し、ほぼどこでも見られるものとなりました。 ストリーミングを組み入れたWebキャスト技術のビジネス利用はしかし、次の理由で緩やかな成長にとどまっています。1) 高い質のコンテンツ作成に関連した課題、2) 企業内でのWebキャスト技術実施には高いコストが伴うとの認識、3) 高いROIを生む可能性のあるオンライン ビデオ アプリケーションに関する市場理解の欠如。

Webキャストの実装に関する、長年にわたるこうした障壁の多くは解消されてきています。 一連の要素により、一対多オンラインビデオが、企業、教育、政府において、より広くメインストリームに受け入れられてきています。

より手頃になるWebキャスト

Webキャスト実施の障壁として調査回答者からよく挙げられる問題の一つに、この技術の実施が「非常に高価である」ということがあります。 Webキャスト プラットフォームの展開方法が近年変化してきたことにより、費用の算定方法も変化し始めています。 具体的には、こうした技術をホスト型サービスとしてライセンス供与する組織が増えてきたことがあります。 この方法により、組織は、この技術の実施に前払いで6桁台の投資をする代わりに、Webキャスト機能の使用に対し月額料金を支払うことが可能になります。 「SaaS(ソフトウェア アズ ア サービス)」オプションはWebキャスト実施の初期投資を減らし、また場合によっては、企業内でのこうしたソリューション所有の総費用も削減します。 さらに、技術が引き続き進化するにつれ、オンプレミスベースで展開しているプラットフォームもより手頃な価格で提供できるようになり、組織が支出に対してより高い価値を得る助けとなります。

 

役員によるコンテンツ制作が容易に

かつては、Webキャスト放送のコンテンツ制作は、勇気のあるプレゼンターでも考えただけで恐れを抱いたものでした。 簡単に言えば、Webキャスト初期の頃の役員のなかには、一対多型のオンラインで配信されるプレゼンテーションを作ることを厄介に思っていた者もいました。 相手との顔を合わせたやり取りが制限される、バーチャル空間でプレゼンテーションを行うという考え方にいらだつ人もいました。 大量配信向けに作成される音声またはビデオのコンテンツの制作には、一般的にブロードキャストのプロが関わっていますが、そのプロのプレゼンテーション基準に満たないことを心配する向きもありました。 ですが、かつてあったオンラインで使用するコンテンツ制作へのこのような懸念も、Webキャスト機能を頻繁に使用する組織では、今は消えつつあるようです。 年間100件以上のオンラインイベントでライブビデオを使用する企業で働く役員のうち63%が、設問(図3: 同意を問うアンケート - 「仕事で他人と共有するために十分なレベルのビデオをプロデュースするスキルがある」- 年間100件以上のライブ オンライン ビデオイベントを展開している企業の回答者)に、「強くそう思う」と答えています。また、回答者グループの22%はこの記述に対し「ややそう思う」と回答しています。 (図3)。

 

図3: 同意を問うアンケート - 「仕事で他人と共有するために十分なレベルのビデオをプロデュースするスキルがある」- 年間100件以上のライブ オンライン ビデオイベントを展開している企業の回答者

Webキャストに触れていることが、役員のオンライン配信用コンテンツ制作への抵抗をなくす上で重要な役割を果たしているようです。 ライブビデオ ストリーミングを使用しない企業では、「仕事で他人と共有するために十分なレベル」のビデオを制作するスキルがある、という考えに「強くそう思う」と答えたのは16%だけでした。Webキャストを幅広く展開する企業が増えるにつれ、技術に対する親しみが深まり、オンライン配信に適した質の高いコンテンツ制作へのより確かな自信が役員の中に醸成される助けとなるでしょう。

 

Webキャストに対する信頼感の広がり

ミッション クリティカルなビジネスへの応用の支援ですが、Webキャスト プラットフォームのプライムタイムへの準備がようやく整いました。 しかし、今まではそうはいきませんでした。 ネットワーク管理者の中には、会社のシステムを通してストリーミング データを送信することに対して警戒する者もいました。 同様に、視聴者は過去数年の間、ビデオを見ようとクリックした時に、代わりに「バッファリング」のメッセージが表示されるだけなのを見て不満に思っていました。 Wainhouse Researchのアンケートでは、回答者はストリーミング技術の拡大実施に対する11の様々な障壁のリストを提示され、採用の増大を最も大きく阻むもの2つを特定するよう求められました。 「技術がまだメインストリームになるほど熟していない」問題を、拡大実施を阻む最も大きな二つの障壁の一つとして挙げたのは全回答者の4%だけでした。 そして、拡大実施の最も大きな障壁として一つだけ挙げるよう求められた時、アンケート対象となった231名の情報技術担当役員のうち「技術がまだメインストリームになるほど熟していない」ことを実施への一番の障壁として挙げた者は一人もいませんでした。 このような回答率により、この理由は回答者に提示された11の要素のうち最も言及されることが少ないものでした。 つまり、役員がWebキャスト技術展開の実行可能性について取り上げる時、信頼性はもはや障壁となる要素にはならないということです。

 

広がるWebキャストのリーチ

Webキャストは、かつては、主にマルチメディア コンテンツをインターネットに接続したパーソナル コンピューターに配信する手段として考えられていましたが、今では、スマートフォンやタブレットなど、ますます人気が高まるあらゆるモバイル端末からアクセスできるようになりました。 Webキャストの広がるリーチで、エンドユーザーにとって音声およびビデオ コンテンツが今までになくアクセスしやすくなっています。

しかし、Webキャストをモバイル端末で行うのは技術的に簡単なことではありません。 ワイヤレス ネットワークを通じてコンテンツを配信し、モバイル機器での使用に最適な音声およびビデオのフォーマットを活用できるプラットフォームを、技術ベンダーが開発しなければなりません。 そのため、企業内でのモバイル機器へのWebキャストを可能にするソリューションの実施はすべての組織が行っているわけではありませんが、現在、ソリューションの展開には弾みがついています。

Wainhouse Researchのアンケート対象となった組織の約3分の1(30%)が、Webキャスト形式のコンテンツのモバイル機器への配信を可能にするソリューションを展開したと答えています。 2013年のアンケートでモバイル機能を報告していた組織の割合は19%ですが、今回はこれを大きく上回っています。 モバイル端末をさらに採用することへの関心も高まっています。 アンケート回答者の26%が、組織が2015年にモバイルでのWebキャスト機能を追加する予定だと答えています。前年にモバイル端末の展開を企画していたのは19%でした。 (図4)

図 4: スマートフォンへのストリーミング機能を展開した組織 2013年 vs 2014年

Webキャスト プラットフォームを差別化する主な機能

未経験者にとっては、一対多型アプリケーションへの高まる需要は、現在入手可能な一連の技術ソリューションの一つから対応できるように見えます。 たとえば、ホスト型Web会議サービスは、音声、ビデオおよびPowerPointの統合を可能にします。 同様に、ビデオ会議システムは、魅力的なコミュニケーション体験を創出するための、カメラフィードとアプライアンス駆動型またはコンピューター駆動型コンテンツの統合に優れています。 しかし、ストリーミングのコンテンツをコンピューター アプリケーションと結合して企業Webキャストを展開する時、美しさが表面だけのものではないことがわかります。 Web会議、ビデオ会議、ストリーミングWebキャストのイベント間のオンスクリーンの外観の違いに平均的なエンドユーザーは必ずしも気づかないかも知れませんが、一対多型ストリーミングのアプリケーションに対応したソフトウェアは、利用可能な技術の最良の側面を備えた機能の組み合わせを提供し、大規模イベントの配信を簡素化するプラットフォームを構築します。
Webキャスト イベントの作成に使用されるプラットフォームの開発者は、10年以上を費やし、一対多型で配信されるコンテンツの機能性とビジネスバリューを最大化する、という特定のタスクに対応するソフトウェアの機能に磨きをかけてきました。 彼らのソリューションは、コンテンツ制作と配信ワークフローのすべての段階を強化します。 ストリーミング プラットフォームの主な機能は次のとおりです。

  • 登録コンソール - オーディエンス管理: Webキャスト イベント前の登録プロセスを管理するソフトウェア ソリューションは、ほとんどのストリーミング プラットフォームに標準的に備わっています。 この機能により、組織が専用の登録ページにWebリンクを設置して、参加希望者のプロフィール情報を収集したり、イベント開始前に登録者に自動的にリマインダーを送信したり、また、ライブイベントが終了してからは、登録済みユーザーに再生のリンクを共有したりすることができます。
  • プレゼンテーション テンプレートのカスタム化: Webキャストイベント作成に使用される多くのプラットフォームにより、管理者は、ストリーミング コンテンツの表示に使用するオンスクリーン インタフェースの外観および操作感をカスタマイズすることができます。 多くの場合、組織はこの柔軟性を活用し、企業ロゴおよび/またはブランディングのための色を追加して、すでに展開している他のマーケティング コンテンツと同様のスタイルのプレゼンテーションを可能にします。
  • 異なる機器での使用のためのライブビデオの変換: 本レポートで前述のとおり、ユーザーは単独のWebキャスト イベントに、PCからスマートフォンまで、あらゆるデバイスを通してアクセスできます。 技術プラットフォームは、ライブビデオのコンテンツを特定の各デバイスで使用できるよう、最適な技術フォーマットに迅速に変換できなくてはなりません。 Webキャスト コンテンツへのアクセスに使用可能なデバイスの数を最大化するため、音声およびビデオファイルの変換を、トランスコーディング ツールが可能にします。
  • アーカイブ管理: Webキャストコンテンツの効果的なキャプチャー、整理、発表、検索を可能にする、素晴らしいソフトウェアツールです。 これらのソリューションは、制作されたビデオコンテンツのライブラリ作成の範囲を超え、後で再生するためにライブイベントのキャプチャーも可能にします。 コンテンツ管理ソリューションは、ストリーミング ファイルのキーワードやタグ追加のプロセスを簡素化し、必要な時にユーザーが簡単に関連コンテンツのアイテムを探せるようにします。 ソフトウェアのツールはまた、カスタマイズされたポータルと直接移動するWebリンクを通じた、コンテンツのアクセシビリティ管理にも使用できます。     
  • ネットワーク管理: 企業ファイアーウォールに保護されて配信されるWebキャストにつき、企業ネットワーク上でのビデオ トラフィック処理方法を管理する上で、技術プラットフォームが重要な役割を果たすことができます。 ストリーミング ソリューションは、ユーザーの接続速度とデバイスを特定し、コンピューティングのリソースに最適な形式でビデオコンテンツを提供することができます。 高度なプラットフォーム ソリューションはまた、企業ネットワーク上のWebキャスト トラフィックのフローを最適化するため、離れた場所にあるキャッシュ デバイスおよび/または広域ネットワーキング装置の管理において積極的な役割を果たします。
  • ビデオ コンテンツのセルフ アップロード: プラットフォームの中には、ライブ ビデオ ストリーミングのイベント支援の範囲を超え、他人と共有する自分のビデオのアップロードを一人ひとりが行えるようにして、ストリーミングの採用をデモクラタイズするものもあります。 企業で展開された場合には「企業向けYouTube」と呼ばれるセルフ アップロードのオプションがあり、従業員が同僚が利用できるビデオを作成し、職場でのストリーミングのために実用的な一連のアプリケーションを広める場を提供しています。
  • 視聴者アナリティクス: ほとんどのビデオ会議ソリューションでは見られませんが、Webキャスト プラットフォームでは視聴者の行動履歴に関する報告が見られます。 参加者の登録情報(または参加者の企業ディレクトリのプロフィール)を活用し、プラットフォームでは、個々の参加者がWebキャスト イベントに参加する時間の長さ、プレゼンテーションへのアクセスに使用されたデバイス、質問した内容を記録することができます。 たとえば、コンプライアンス トレーニングに利用されるオンライン イベントで、オンスクリーンの質問に対する参加者の回答のトラッキングに、アナリティクスのツールを使用することもできます。 これにより組織は、従業員が出席したセッションで発表された情報を理解していることを証明できます。
  • 大規模なオーディエンスへのリーチ: Webキャストのプラットフォームは、一対多ベースでコンテンツを配信するよう最適化されており、プレゼンターは単一のライブイベントで数千人までの視聴者にリーチすることができます。 多くのプラットフォームに埋め込まれているネットワーク管理ツールにより、公共のインターネットとともに社内ネットワークでも、こうした規模の配信が可能となります。 

 

Webキャスト ソリューションのビジネス利用事例

ビジネスへの応用に関してWebキャストは実に多才です。 一対多型Webキャストが可能にする一連の用途は非常に幅広く、多様です。 Webキャスト ソリューションは、本質的にコミュニケーションのためのツールです。 そのため、一対多型の情報配信を含むビジネス活動は、Webキャスト機能の活用の実現可能な候補となります。

別紙5にあるとおり、従業員トレーニングは、企業内Webキャストで最も幅広く取り入れられている応用法です。 アンケート回答者のちょうど半分が、会社でストリーミング技術が従業員トレーニングに使用されていると答えています。 全体では回答者の28%が、ストリーミングで価値を高めたオンライン従業員トレーニングが組織で展開されたことがあり、現在の使用レベルを維持する計画があると答えました。 さらに22%の回答者が、翌年にアプリケーションの使用を拡大する計画を伴う従業員トレーニングのWebキャストを挙げました。

図 5: ビデオで価値を高めたストリーミングのアプリケーションの展開 - 全回答者

Webキャストの実施例で他に人気の高い応用法には、役員のプレゼンテーションがあります。オンラインの「全員参加の社員会議」に最も良く具現化されている応用法で、役員が会社の問題について、従業員に最新情報を提供するためにWebキャストを使用するものです。 「カスタマーサービス」もまた、広く実施されているWebキャスト技術の応用法として浮上してきています。 顧客からよく尋ねられる質問に対応するビデオ作成機能を開発する組織が増えるにつれ、このアプリケーションの採用は、ここ数年の間に加速する見込みです。 通常コールセンターのオペレーターに直接回される顧客の質問にビデオで答えられるため、ビデオを使用できる組織はかなりの節約をすることになります。

ここで、3つの一般的な用途のカテゴリーにスポットライトを当てます。このトレーニング、オンサイトのコンテンツキャプチャー、マーケティング/リード創出の3つを使用する組織には、大きな利点がもたらされています。

 

マーケティングおよびリード創出の使用事例

ストリーミングには、アウトバウンド コミュニケーションに使用できる可能性のある数々の用途があり、マーケティングの一連の目的を確実にサポートできます。 しかし、間違えないでいただきたいのですが、営業およびマーケティング担当役員にとっては、収益を生むことが常に最優先されます。 事実、ビデオのストリーミングの利点を測る際に「非常に重要」だと考える要素を挙げるよう求められたとき、営業およびマーケティング担当役員の48%が「販売のリード創出」を挙げました。ストリーミングがビジネスに及ぼす影響を測る上で、この役員たちの頭の中では少なくとも、販売のリード創出が他のどの要素よりも重要なのです。 (図6) 

図 6: ビデオのストリーミングを通じたマーケティングの利点を測る上で、「非常に重要」だと認められる要素 - 営業およびマーケティング担当役員

本レポートで前述したストリーミング プラットフォーム固有の機能は、営業およびマーケティング担当役員の、収益を重視した優先事項に対処する際に主要な役割を果たします。 組織は、登録ツールを通し、こうしたプラットフォームによりオンラインイベントに出席している見込み客を確認することができます。 同様に、イベント中に届いたマーケティング メッセージに対して顧客または見込み客が持つ関心を測るのにアナリティクス ツールを使用することができ、役員が見込み客への営業上のフォローアップを優先させる助けとなります。

 

トレーニングへの使用事例

オンラインの音声およびビデオを、一連のトレーニング シナリオに取り入れることができます。 従業員トレーニングは最も良く知られ、最も広く使用されているWebキャストの用途である一方、パートナー トレーニングおよび顧客トレーニングの用途では技術もその役割を果たします。 さらに、ストリーミングで価値を高めたトレーニングを活用して、プロフェッショナルが担当分野での認定を維持するために必要とする継続教育のコースを可能にすることができます。

トレーニング用途のWebキャストの展開の人気を推進している要素の一つが、組織の時間と資金を節約できるメリットです。 Webキャスト技術の活用により、企業はオンライン セッションを他のトレーニング方法に代わるものとして使用できます。従来のトレーニング方法では、従業員がクラスに出席するために、中心となる開催地まで出張しなければなりませんでした。 従業員の飛行機やホテルの利用を減らすことができるため、Webキャスト技術を実施した結果として相当なROIを示すことができます。

実際、ライブ オンライン ビデオを頻繁に展開する企業のほとんどの役員は、Webキャストベースのトレーニングを大きなビジネス上の利点をもたらす用途とみなしています。 図7で示す通り、ライブ オンライン ビデオを年間100回超使用する企業では57%の役員が、「オンライントレーニング/e-ラーニング ソリューションの実施は競争上の優位を生む」という記述に「強くそう思う」と答えています。
この回答者グループの35%は、この記述に「ややそう思う」と回答しました。 総合すると、ライブ オンライン ビデオを年間100回超使用する企業で働く調査回答者では、10名中9名がWebキャストベースのトレーニングを競争上の優位の構築にプラスの影響をもたらすツールだととらえている、と回答したことになります。

 


図7: 同意を問うアンケート - 「オンライントレーニング / e-ラーニング ソリューションの実施は競争上の優位を生む」- ライブ オンライン ビデオを年間100回以上イベントに使用する企業の回答者

オンサイトでキャプチャーされるコンテンツのWebキャスト

ビジネスのWebキャストは、企業の会議室の制約を打破し始めています。 多くの組織がいまだに相当量のWebキャスト コンテンツを会議室またはブロードキャスト スタジオから制作している一方で、現場でコンテンツをキャプチャーし、オンラインで観られるようにしようと考えている企業が増えてきています。 今日、Webキャスト プラットフォームのモバイル機能が進化したことにより、こうしたタイプのイベントを、オンラインでのライブ配信およびオンデマンド再生のためにキャプチャーすることが可能となっています。

このタイプのWebキャストの実施で、すでに一対多型消費を意図して制作されたコンテンツのオーディエンスがますます広がります。 たとえば、展示会でスピーチをする役員は、あらかじめオンライン配信を目的としてビデオでプレゼンテーションをキャプチャーした場合、より多くの見込み客やパートナーにメッセージを聞いてもらうことができます。 現場ベースの新製品ローンチ イベントについても同じことが言えます。 組織は、ストリーミングの使用を通じ、新製品ローンチで提供される新しい情報をプレゼンテーション会場を超えて広めることができます。

ターゲットとするオーディエンスに主要なメッセージを直接伝えるため、従来のオンサイトのイベントを使用している組織は、ストリーミング技術またはサービスに投資しないことで、プレゼンテーションをコンテンツにまとめてオンラインで消費されるようリーチを広げることができる機会を逃していることになります。 主要な企業イベントに由来するコンテンツを配信するためにストリーミングを活用するという考えは、決して目新しいアイディアではありません。 これはすでに非常に多くの組織が採用しているアプローチなのです。 費用効率の高い、遠隔地からのコンテンツのキャプチャーおよび配信を可能にする技術が利用可能になるにつれ、オンサイト ストリーミングをイベント企画プロセスの一部として扱う企業が増えることが予想されます。

 

趣旨

あらゆる市場の力が、企業、教育機関、官庁に使用されるコミュニケーション手段としてのWebキャストへの関心を推進しています。 技術展開の費用効率が高まるなか、今までにないほど大規模なオーディエンスに向けて、より魅力的な方法でビジネスのメッセージを広めるため、ストリーミング技術の活用方法を模索する役員が増えています。 また、Webキャスト技術の信頼性が高まるにつれ、役員たちは大きなビジネス上の利点をもたらす多数のアプリケーションを開発しています。 ビジネスリーダーたちはまさに今、企業内のあらゆるコミュニケーションのニーズに対応することのできる、Webキャスト プラットフォームのユニークな機能を評価し始めています。 用途が従業員トレーニングであれ、アウトバウンド マーケティング、あるいはオンサイトのビジネス イベント向けにオーディエンスを拡大するためであれ、Webキャストの採用により、一対多ベースで大規模なオーディエンスとコミュニケーションを行う組織の能力を大幅に高めることができます。 競争上の優位性を向上させようと考えている人にとって、日々のビジネスコミュニケーションでWebキャスト技術の使用を実施、拡大するためのオプションを模索し始めるのに、今が最適な時です。

 

著者について/Wainhouse Researchについて/ウェストについて

Steve Vonder Haar氏は、Wainhouse Researchのシニア アナリストで、企業ストリーミングおよびWebキャスティングを担当しています。 Steveは20年以上にわたり、技術業界を取り上げてきました。 以前は、Interactive Media Strategiesのリサーチディレクターを、また、Yankee Groupのメディアおよびエンターテインメント戦略担当ディレクターを務めていました。 ミズーリ大学コロンビア校を卒業し、ジャーナリズムおよび経済学で学位を取得、またテキサス大学アーリントン校より経営学修士号を取得しています。 連絡先は、[email protected]です。

Wainhouse Researchについて: Wainhouse Researchは、ユニファイド コミュニケーションおよびコラボレーション市場の重要な問題に特化した独立系アナリスト企業です。 同社は6種類の異なるベンダー サブスクリプションを提供しており、対象分野はユニファイド コミュニケーション、グループビデオ会議、パーソナルおよびWebベースのコラボレーション、音声会議、ストリーミングおよびWebキャスト、通信教育およびe-ラーニング ソリューション、単一の法人ユーザー向け包括サブスクリプションです。 戦略的アドバイスと指示を、ユニファイド コミュニケーションおよびコラボレーション(UC&C)業界とその法人ユーザーに提供する信頼できるアドバイザーです。 詳細は、[email protected]にお問い合わせいただくか、http://www.wainhouse.comをご覧ください。

ウェストについて: ウェストはコミュニケーションおよびネットワーク インフラストラクチャーのソリューションを提供する世界的なプロバイダーです。 ユニファイド コミュニケーション サービス、セーフティ サービス、自動通知などのインタラクティブ サービス、電気通信サービス、専門エージェントサービスを含むサービスで、必要不可欠な企業コミュニケーションの管理をお手伝いし、サポートします。 25年以上にわたり、ウェストは信頼できる、高品質の音声サービスおよびデータサービスを提供してきました。 電気通信、小売、金融サービス、公衆安全、技術、ヘルスケアなど、あらゆる業界のクライアントにサービスを提供しています。 ウェストは、米国、カナダ、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋および中南米で営業、運営を行うグローバルな組織を展開しています。 ウェストに関する詳細は、1-800-841-9000に電話でお問い合わせいただくか、www.west.comをご覧ください。

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